旅行したい、でも貯金できない!あなたにおすすめ500円玉貯金のコツとやり方

みのりたです。

皆さんはよく旅行されますか?我が家も好きなんですが、なんだかんだとお金かかりますよね。その場では楽しんでも、後日クレジットカードの請求が来て、ヒィ!ってなること、ありませんか?

みのりた家では、夫婦そろって実家が遠方のため、大型連休の度に帰省しています。それだけで年3回、更に年1,2回は国内旅行をしていますから、年間数十万円は旅行に費やしています。子供が小さい内はなるべくジジババに会わせてあげたいので、帰省の回数を減らす予定はありませんが、家計にとってはなかなかの負担です。

でも、我が家には旅行費用を貯めるための力強い味方がいるのです。

それが、500円玉貯金!

みのりたはかれこれ3年ほど続けていますが、毎年これで国内旅行の費用を賄っています(帰省分は別に積立)。500円玉貯金は旅行と貯金を両立するのに最適な方法なんですよ!

今回は、旅行したいけど貯金できない…とお悩みの方に、しっかり貯金しながら旅行も楽しめる500円玉貯金のやり方とコツを解説します。

500円玉貯金って?やり方は?

有名な貯金方法ですが念のため説明させていただくと、500円玉貯金とは、日常の買い物等で出たおつりの500円玉を、使わずすぐに貯金箱に入れてしまう貯金方法です。

やり方としては主に次の3ステップで完結します。極めてシンプルです。

  1. 貯金箱を用意する
  2. 日々の買い物等で500円玉を作り、貯金箱に入れ続ける
  3. 目標まで貯まったら貯金箱を開封する

貯金箱は気に入ったデザインの物を購入してもいいですし、自宅にある空き缶などを使っても構いませんが、財布から取り出してすぐ入れられるよう、なるべく部屋の見える位置に置きたいところです。ご自身の部屋に違和感のないものを選ぶことをおすすめします。

 

500円玉貯金が旅行貯金におすすめな理由

みのりたが500円玉貯金を旅行貯金におすすめする理由、即ち500円玉貯金のメリットは以下の3つです。

貯めるペースを自分で調整できるので、無理なく続けられる

旅行貯金というのは一種の趣味・娯楽費用であり、最悪貯まらなくても生活には困らない類のお金です。
ですから、貯金している最中により優先度の高い使い道が出てきた場合、そちらに簡単に振り替えられるようにしておきたいものです。急な出費で今月はどうしても家計が苦しい!という場合など、500円玉貯金なら貯金箱へ入れなければいいだけですから、極めて簡単です。

あ、どんなに苦しくても途中で貯金箱を開けてはダメですよ!

このように、状況に応じて自分のペースで貯められること。これが500円玉貯金が旅行貯金に向いている理由の一つです。

ちなみに、似たような貯金方法に365日貯金があります。1円から始めて、365日間1円ずつ金額を増やして貯めていくというものですね。1年後には66795円貯まりますが、毎日続けなければいけない(という意識が働く)ので、貯金が苦手な人は挫折しやすいかも知れません。

個人的には、まず500円玉貯金に挑戦されるのが良いのではないかと思います。

 

おつり=余ったお金を貯めるので、誰にでも簡単に家計から余剰資金が作れる

普段の買い物で、例えば453円の買い物をして1000円札を出せば547円のおつりが来ますよね。そこから500円を貯金に回すので、手元に残るのは47円となり、思いの外お金が減るのが早く感じるはずです。

そうすると「無駄な物はなるべく買わないようにしよう」という意識が働きやすくなり、結果的に出費が抑えられるようになります。

例えば食費や日用品費に毎月5万円使っていたとして、ある月に5000円分の500円玉貯金をした場合、残りの45000円が実際に消費した額ですよね。特に意識しなくても、食費や日用品費から5000円という余剰資金が作れたことになります。

 

家計簿をつけたり家計の把握ができていなくても、手軽に始められる

なかなか貯金できないという方が、計画的にまとまった額を貯めていくには、本来、家計の現状把握が欠かせません。そしてその中から無駄を見つけ出し、一つずつ削っていく作業が必要なのですが、家計の把握だけでも最短1ヶ月、できれば3、4ヶ月は家計簿をつけなければいけないので、貯まった実感を得られるまでに時間がかかります。

それではモチベーションが続きにくいでしょうが、500円玉貯金は貯金箱に500円玉を入れていくだけ。今日にでも始められます。

更に、時々貯金箱を持ち上げたり振ったりしてみて下さい。その音や重みが、貯金できないと嘆いていたあなたの、確かな実績なのです。自信が湧いてきませんか?

ちなみに、みのりたが調べた500円玉貯金の使い道ランキングでも、旅行が圧倒的な1位となっています。他のみんなもやっている、成功していると思えば、やる気も上がりますね!

参考記事:500円玉貯金の使い道、成功した主婦に人気のベスト3はこれだ!
500円玉貯金の使い道、成功した主婦に人気のベスト3はこれだ!

旅行と貯金が両立できない2つのタイプ。あなたはどっち?

500円玉貯金が旅行費用を貯めるのにおすすめなことがお分かり頂けたでしょうか?

それでは次に「旅行したいけど貯金できない…」という方の2つのタイプをご紹介します。どちらに属するかで特に意識したいコツが少し変わってきますので、ご自分がどちらに当てはまるかチェックしてみて下さい。

タイプ1:家計に余裕がなく、旅行費用がなかなか貯められないタイプ

旅行したいという願望はありながら、家計が苦しいために実現ができないという方です。

このタイプが旅行貯金を成功させるためのポイントは、家計の無駄を洗い出して余剰資金を作ることです。
よっぽど収入が少ない場合(家族4人で月収20万円未満など)は別ですが、それなりに収入があるなら大丈夫です。どんな家計にも必ず無駄(余剰資金)は潜んでいますから、それを500円玉貯金であぶり出し、旅行費用を手に入れちゃいましょう!

注意
500円玉貯金は現金での貯金方法ですので、すべての支払いをクレジットカードや電子マネーで済ませているという方は実施できません。でももし旅行貯金をしてみたいなら、これを機に敢えて現金払いを復活させてみるのもいいと思います

 

タイプ2:つい旅行にお金を使い過ぎて、その他の貯金ができなくなっちゃうタイプ

タイプ1とは逆に、思い出はプライスレス!とばかりに好きなだけ旅行を楽しんでいる方です。一見この記事には合わないと思われそうですが、旅行でお金を使い過ぎ将来のための貯金が増えていないので、旅行と貯金が両立できていないパターンの一つなのです。

もちろん、旅行はしているけど将来のためのお金もしっかり貯めているという方は、何の問題ありません。しかし「子供が小さい内だけだから」「お金はまた稼げばいいし」と言い訳をしながら、一方で何となく「このままでいいんだろうか…」と漠然とした不安を感じている方は、本記事が参考になると思います。

このタイプが旅行でお金を使い過ぎないポイントは、旅行に年間の予算を設定してそれを守ることです。

一見500円玉貯金と関係なさそうですが、そんなことはありません。予算設定するのにも、500円玉貯金は大いに役立ちます。来年からは、旅行しながら将来への備えもきちんとできるようになっちゃいまそう!

タイプ別に解説!500円玉貯金を継続するコツ

いざ500円玉貯金を始めよう!と思われた方に、上手く継続するためのコツをタイプ別にご紹介します。時に続けるのが難しくなったり、貯まらなくてモチベーションが下がったりしてしまうかも知れませんが、これらのコツを押さえておけば、必ずやお目当ての旅行貯金を成功させることができるはずです。

タイプ1の方向け

先ほど、ポイントは家計の無駄を洗い出して余剰資金を作ることだとお伝えしました。なかなか自分で家計の無駄に気付くのは難しいですが、要は500円玉貯金を始める前と後で家計の支出額を変えないこと、そして貯めたお金を死守することができればいいのです。

はじめに貯める目標(旅行先や大体の金額)を決め、モチベーションを高める

まずは行きたい所や貯めたい金額を決めてしまいましょう。後々変わっても構いませんから、ここはご自由に。

ただし、現時点で貯金できないという方がいきなり100万円!など大き過ぎる目標を立ててしまうと、なかなか達成できず挫折してしまいますので、まずは国内旅行を目指して5万円や10万円を目途にするといいと思います。

 

普段の生活で使っている現金の合計金額は変えないようにする

現在家計を把握していない人でも、自分が月にいくら銀行から下ろしているかは分かるでしょう。その金額を変えてはいけない、という意味です。あくまでいつも通りの出費の中から500円玉を作り、貯金に回すことが大切ですから、500円玉のためにわざわざ買い物の回数を増やすのはナンセンスです。

もし支出の合計金額が増えそうになったら、その時は貯金を控えましょう。恐らくあなたにとってはオーバーペースです。

 

目標を達成するまで貯金箱は開封しない

家計が苦しくなると、貯金箱を開けたくなると思いますが、そこはグッとこらえて下さい。ここで折れてしまったら、結局貯金できない体質が変わりません。

もしどうしても開けたくなったら、最初に決めた目標を思い出してください。そして、その目標を叶えた自分の姿を思う存分妄想しましょう。憧れのディズニーでも、まったり温泉旅行でもいいです。自分に「〇〇しちゃダメだ」と禁止するより、「××すれば△△できる」と捉えた方が、モチベーションを維持しやすいです。

タイプ2の方向け

こちらのタイプで大切なのは、旅行に年間の予算を設定してそれを守ることでしたね。旅行に使える金額は無限ではありません。予算内でなるべくケチケチしない、楽しい旅行を計画する癖をつけることで、おのずと貯金体質ができていきます。

はじめに貯める期間を決めてしまう

来年からの旅行費用を500円玉貯金で賄う!と決めてしまいましょう。いくら貯まるかはあなた次第。つまり、どこへ何回旅行へ行けるかは、実際に貯まる金額によって変わるのです。そう思えば、頑張って貯めようという気になりませんか?

みのりた家ではこの方式を取っていて、1年間に貯まった500円玉貯金の金額が、次の年の国内旅行に使える予算となっています。多少の変動はありますが、年平均すると大体10万円が貯まっています。ちなみに昨年はディズニー旅行に使いました。

 

開けにくい貯金箱を選ぶ

ついつい目先の楽しみに心を奪われ、貯金箱から500円玉を取り出したくなる時もあるでしょう。しかし、そこでちょこちょこ取り出していたら、結局お楽しみ旅行の予算が減ってしまいます。

実際、みのりたが過去に500円玉貯金の成功者達を調べた時、彼(彼女)らに最も人気だったのが、缶切りを使わないと開かない「10万円貯まる」「30万円貯まる」と大きく書かれた缶の貯金箱シリーズでした。

ちなみに私自身は、下の写真のような貯金本シリーズを愛用しています。これ、一度500円玉をはめ込むと、素手ではなかなか外せないんですよ。いざ使うときに苦労しますが、制約という意味では結構効果があります。

この本に備えられた「セキュリティシステム」が、個人的にはなかなかよく考えられた仕組みだなと思っています。

どんなものか気になる方は、実際に手に入れて確かめてみて下さい。

 

まとめ

今回は旅行のための貯金にスポットを当て、無理なくお金を貯められて旅行も楽しめる方法として、500円玉貯金をおすすめしました。

単にシンプルで継続しやすいというだけの貯金方法ではなく、貯金が苦手な人にとっては、貯金体質の基礎となる「目標を立て、それを実行し、達成する」というプロセスが身に付きますし、何より「自分にもできた」という自信をつけられる方法だと思います。

最初の内は、自分に適したペースが掴みにくく、つい500円玉を作ることに夢中になって支出の合計金額が増えてしまうことも、よくあります。ですが今回お伝えしたコツを身につけ、少しずつでもマイペースに続けていけば、本記事でご紹介した「旅行と貯金が両立できないタイプ」に当てはまった方も、必ずやまとまった額の貯金を手にすることができます。

500円玉貯金は、使う時の達成感もなかなか爽快です。是非あなたもその快感を味わって下さい。Good Luck!