住宅ローン審査が産休育休中でも申し込める金融機関5選!

みのりたです。

私自身は女性ですが、5年ほど前育休中に私名義の住宅ローン審査を申し込み、無事通貨させてもらって自宅の中古マンションを購入しました。

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住宅ローン審査は産休育休中でも申込み可能?通過しやすくする4つのポイント!

今回は私みのりたの実体験を元に、女性が産休育休中に住宅ローン審査を申し込める金融機関についてご紹介したいと思います。また、住宅ローンを借りる時に重視したいポイントは人それぞれだと思いますので、記事後半ではタイプ別におすすめの金融機関を解説しました。

同じように産休育休中でも住宅ローンを検討したいと思われている女性の方、参考になさってください。

注意
みのりたが審査を申し込んだのは2015年でしたので、最新の状況は異なる場合があります。気になる金融機関には、必ずご自身で事前に「産休(育休)中ですが、住宅ローン審査は申し込めますか?」とお問い合わせ下さい。

産休育休中でも仮審査を申し込める金融機関5選

借入金額も無理のない金額にした、信用情報も極力クリーンにした、給与明細もバッチリ揃っている!とくれば、いよいよ金融機関に仮審査を申し込む段階です。

ここではみのりたが3年前、実際に育休中に審査を通した金融機関と、各行の特徴を簡単にご紹介します。

1. みずほ銀行

子育て家庭に対するケアが手厚いと評判のメガバンクです。返済が滞るリスクが怖い方には、家計収支の変化に応じて返済額を見直せる「ライフステージ応援プラン」もあります。

金利がネット銀行と比べればやや高めなのと、諸費用が高いのがデメリット。

みずほ銀行住宅ローンの詳細はこちら↓↓↓
みずほ銀行「ネット住宅ローン/住宅ローン」

 

2. 信用金庫・地方銀行

メガバンク、ネット銀行よりも融資基準が緩い場合が多く、借りやすいメリットがあります。ただしその分、金利はメガバンク等よりも高めのところが多いです。最近はそれでもネット銀行並みの低金利を実現してくれている信金・地銀もありますから、是非地元の金融機関も一度問い合わせてみて下さい。

なおみのりたの場合、不動産屋の取引先だった瀬戸信用金庫で仮審査が通りました。

信用金庫・地方銀行で住宅ローンを借りるメリットは他にもあります↓↓↓
【住宅ローン】信用金庫・地方銀行で借りるメリット・デメリット解説!実体験も!
【住宅ローン】信用金庫・地方銀行で借りるメリット・デメリット解説!実体験も!

愛知県限定ですが、みのりたは過去に全信用金庫の住宅ローン比較記事も書いています↓↓↓
愛知県の信用金庫おすすめランキング~住宅ローン編~審査を申し込みたいのはここ!
愛知県の信用金庫おすすめランキング~住宅ローン編~審査を申し込みたいのはここ!

 

3. じぶん銀行

金利が低く、かつ審査スピードが速いネット銀行です。女性向けの融資に積極的な三菱UFJ系列のためか、親身に相談に乗ってくれました。

話は少し逸れますが、ここは転職直後で通常住宅ローンを組むのが難しい場合でも、転職先が上場企業であれば、融資が可能だそうです(もちろん他の条件次第ですが)。

じぶん銀行住宅ローンの詳細はこちら↓↓↓
じぶん銀行「住宅ローン」

4. 新生銀行

ここは仮審査がなく本審査1本の銀行なので、厳密には審査を申し込んでいないのですが、産休育休中でも申込みが可能です。

必要な事務手数料を支払うだけで、みずほのように返済額を調整できる「コントロール返済」や団信に介護保障保険を付けられる「安心保証付団信」が付与できるなど、様々なサポート制度があります。

ただし当初の半年を過ぎると金利が大きく上がるので、金利目的で借りるには不向きな銀行です。

新生銀行住宅ローンの詳細はこちら↓↓↓
新生銀行「住宅ローン」

 

5. 労働金庫(ろうきん)

みのりたは住宅ローンを借りるまで、存在自体知らなかったのですが、労働組合や生活協同組合などの協同組織で、非営利の金融機関です。労働組合がない企業に勤務する方でも申し込み可能です。

金利はそこまで低くありませんが、私が申し込んだ東海ろうきんなど一部の労働金庫では、諸費用がほぼゼロで済むという大きなメリットがあります。

ただし仮審査後の本審査で1年分の給与明細書の提出を要求されるなど、結構厳しく見られます。

お近くの労働金庫(ろうきん)を調べるならこちら↓↓↓
全国のろうきん一覧

 

各金融機関のメリット・デメリット

比較しやすくするため、メリット・デメリットを一覧表にしたものが以下になります。各金融機関で特色が異なりますので、参考になさって下さい。

金融機関名 変動金利
(2018年3月時点)
諸費用(※1)
保証料 事務手数料 団信保険料 繰上げ返済手数料
(※2)
みずほ銀行 0.6~1.075% 金利+0.2% 32,400円 0円 0円(※3)
瀬戸信用金庫 0.78% 年0.15%又は
年0.2%で
一括前払い
32,400円 0円 一部返済 0円(※4)
全額返済 3,240円
じぶん銀行 0.46% 0円 借入金額の
2.16%
0円
がん保障特約
(50%)保険付
0円
新生銀行 0.60%
(半年経過後は0.9%)
0円 54,000~
162,000円
0円 0円
東海労働金庫 0.74% 0円 32,400円 0円 0円

※1 実際の諸費用は、表中以外にも印紙代、登記関連費用などかかります
※2 変動金利選択時(固定金利選択時は異なる場合があります。各金融機関HPをご確認下さい)
※3 インターネットバンキングにて手続きした場合
※4 10万円以上の場合。10万円未満の場合は3240円

 

補足:他問い合わせた金融機関

上記5行以外にも、以下2つの金融機関に問い合わせました。どちらも人気のある金融機関ですが、残念ながら産休育休中の審査は対応していないとの回答でした。

  • 住信SBIネット銀行 ※収入合算やペアローンの形でなら対応可能
  • イオン銀行

みのりたのタイプ別おすすめ金融機関

住宅ローンの初期費用を抑えたいなら労働金庫(ろうきん)

先ほどの一覧表で見て頂くとわかる通り、ろうきんの中には諸費用がほぼゼロで済む所があります。

みのりたが住んでいる東海地方の東海ろうきんは、住宅ローン1件につき32400円の事務手数料だけで、保証料などは一切かかりませんでした(登記関連費用、証紙代は除きます)。他にも、例えば長野ろうきんではその事務手数料すら無料です。

メガバンクなどでは100万円を超える負担があると思うと、すごい差だと思いませんか?

個人的には、保証料や事務手数料というものは、完全に金融機関都合でかかる費用であり、いくら払っても我々債務者には何の得にもならないと思っています。また、支払う利息は低金利の銀行へ借り換えたり繰り上げ返済を行うことで「節約」が可能ですが、諸費用は最初に支払ってしまうので「節約」のしようがありません。

こういった理由から、多少金利が高くても初期費用を抑えたいという方には、ろうきんをおすすめしたいです。

支店数がメガバンクなどに比べて少なく、使いずらいと思われるかも知れませんが、他行でのATM引き出し(一部預け入れも)手数料がキャッシュバックされる仕組みになっているので、使い勝手は悪くありません。

お近くの労働金庫(ろうきん)を調べるならこちら↓↓↓
全国のろうきん一覧

 

低金利にこだわりたい、速く審査を通したいならじぶん銀行

諸費用はかかっても特に困らない、やはり金利にこだわりたいという方には、じぶん銀行がおすすめです。ネット銀行の中でも最高レベルの低金利で、審査のスピードも速めです。

住宅購入と住宅ローン審査を同時進行で進めている場合、不動産屋から「〇日までに仮審査を通してください」と言われることもあると思いますが、審査が遅い金融機関では、仮審査だけで1ヶ月かかるなんてこともあります。

せっかく条件の良い金融機関を見つけても、審査が間に合わなければ諦めざるを得なくなってしまいますので、時間があまりない!という方は、じぶん銀行に一度相談されてみてはいかがでしょうか。

じぶん銀行住宅ローンの詳細はこちら↓↓↓
じぶん銀行「住宅ローン」

他の金融機関で断られて困ったら、融資基準が緩めの信用金庫

他行で審査を申し込んでも断られてしまった…やはり自分は住宅ローンを借りられないの?と思った方には、地元の信用金庫へご相談されることをおすすめしたいです。金利条件などは少し悪くなるかもしれませんが、何はともあれまずは融資してもらわないことには、住宅を購入することができません。

その点、信用金庫なら他行に比べて審査基準が緩めの所が多いらしく、審査を通過できる可能性が出てきます。

それに先ほど書いた通り、支払利息は繰り上げ返済等で節約することができますので、万一本命と考えている金融機関の審査に落ちてしまった場合に備えて、同時に仮審査を申し込んでおく金融機関としても、信用金庫は一度は検討する価値があると思います。

おまけですが信用金庫は、定期預金の金利がお得になるキャンペーンを、夏や冬のボーナス時期によく実施しています。中にはネット銀行よりも高金利な場合があり、みのりたも毎シーズン必ずチェックしています。

お近くの信用金庫を調べるならこちら↓↓↓
全国の信用金庫ご紹介

 

複数の金融機関に住宅ローン審査を申し込むのが大変な時

みのりたおすすめの金融機関をご紹介してきましたが、複数の金融機関に住宅ローン審査を申し込んで、その度に必要書類を揃えて…と進めていくのは、正直大変です。

私の場合は、不動産屋の担当者が少しでも良い条件の金融機関をと探し回ってくれたので、助かりましたが、そう親身になってくれる不動産屋ばかりではないでしょう。

ですから、もし自分にとってどの金融機関がベストなのか簡単に知りたい場合は、いっそ一括で審査を申し込むという手もあります。

住宅ローン一括審査申込

利用した知り合いがいますが、住んでいる地域の地方銀行まで候補に上がるので、自分に合った銀行が見つかると喜んでいました。
まずは返済のシミュレーションからできるので、お気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

産休育休中でも、女性(妻)の単独名義で住宅ローンを申し込める金融機関をご紹介しました。
メガバンクからネット銀行、ちょっとマイナーな労働金庫まで、実は様々な金融機関が対応してくれることがお分かり頂けたかと思います。

もし今あなたがどうしても希望する物件があるなら、産休育休中だからとローンを組むことを諦める必要はありません。
もちろん、今回挙げた以外にも対応してくれる金融機関はあると思いますが、対応してくれる金融機関のあてがなくて不安…という場合には、是非参考になさってください。

ただし、返済が滞るようなことが起きないよう、借入金額などは事前によく検討して下さいね!