みのりたです。
住宅ローンを借りようと思い立ったら、皆さんまず最初に気になるのが「いくら位借りれるんだろう?」「月々の支払いはいくら位になるんだろう?」という情報じゃないでしょうか。さらに言えば「この銀行とこの銀行だと、どちらが金利低いかな?」なんて金融機関毎の違いも気になりますよね。
大体の金融機関には公式サイト上に「住宅シミュレーション」なるものがあり、ご自身の条件を入力すれば、月々の返済額や初期費用などの目安額を知ることができます。場合によってはかなり詳細にシミュレートすることができるので、借りる先を決める上でも是非有効に活用したいサービスです。
今回は、初めて住宅ローンを利用しようとお考えの方、また借り換えなどお考えで複数の金融機関を比較したいとお考えの方向けに、主だった銀行などの住宅ローンシミュレーションをまとめてご紹介します。
みのりた家が過去に住宅ローンの審査を受けた銀行の情報はこちらをご参照ください↓↓↓
住宅ローン審査が産休育休中でも申し込める金融機関5選!
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目次
住宅ローンシミュレーションとは
住宅ローンの返済に関する様々な金額について、オンライン上でシミュレーションできる便利なサービスです。各金融機関の公式サイト上の他、第三者機関でも無料で手軽にシミュレーションできるサイトがいくつもあります。
シミュレーションでできる主な項目
1. 返済額の試算
これはどこでも確実に可能ですが、借りたい金額(借入額)、返済方法、返済期間、金利に関する条件を入力することで、月々の返済額がいくらになりそうか試算することができます。ボーナス払いを利用した返済プランでも計算可能なところも多いですよ。
2. 借入可能額の試算
自分の収入だと、一体いくらぐらいまで借りられるのか?そんな不安に応えるのがこちらです。また、今の家賃と同じぐらいの返済額にしたいなと思った時に、返済額を逆算するのにも使えます。
3. 住宅ローンの繰り上げ返済
みのりたも借りる前にガンガン利用しましたが、完済が60歳以上になりそうな人は是非積極的に検討したい繰り上げ返済のシミュレーションも可能です。
4. 借入時の諸費用の試算
銀行でここまで計算できる所は少なめですが、親切な金融機関だと目安を出してくれるところもあります。住宅ローンを借りる際は、最初に多額の諸費用がかかることも多いですので、どういう費用がかかるのか、事前にしっかり把握しておきましょう。
5. 複数の返済プランの比較
今は変動金利やフラット35、ミックス金利など様々な返済プランが用意されています。それらの返済プランを一目で比較できるようにしてくれているところもあります。
A銀行とB銀行どちらにしようかな…と迷われた際などに有効活用したいですね。
主な金融機関の住宅ローンシミュレーション(メガバンク)
第三者機関のシミュレーションで比較するのもいいけど、まずは自分が気になっている金融機関で調べてみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、人気のある金融機関の公式サイトにある住宅ローンシミュレーションのリンクを集めました。シミュレーション後、そのまま問合せができるようになっていますので、借りたい金融機関が決まっている方は直接アクセスしてみて下さい。
みずほ銀行
メガバンクの中でも住宅ローンの借入先として1番人気なのが、みずほ銀行です。家計の収支に応じて返済額を見直せる「ライフステージ応援プラン」が充実しているからでしょう。みのりたもその昔、審査を申し込んだ銀行の1つです。
新規借り入れ希望の方向けと借り換え希望の方向けに、「返済額の試算」と「借入可能額の試算」が用意されています。また、ご自身の誕生日や借入希望日など入力すると「借入推移表」というものを作成可能で、何歳の時にいくらローンが残っているかをシミュレーションすることができます。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は女性に優しい銀行として定評があります。女性の社会進出が進む昨今、女性自身が住宅ローンを組むケースも増えているでしょう(我が家も同じです)。男性に比べるとリスクが高いとみなされがちな女性への融資も、積極的に行ってくれるのは嬉しいですね。
公式HPで行えるのは簡単な返済額の試算のみですが、最低限の情報を入力するだけで諸費用の目安まで出してくれるので、初心者の方が住宅ローンの全体を把握するのには向いているシミュレーションです。
りそな銀行
メガバンクで人気がある銀行としては、りそな銀行もランクインします。やれることは三菱UFJ銀行とほぼ同じで、簡単なシミュレーションのみ実施可能です。
主な金融機関の住宅ローンシミュレーション(銀行以外)
普通の銀行以外で人気があるのが、ろうきん(労働金庫)とJAバンクです。みのりた家も、最終的にはろうきんの住宅ローンを利用させてもらいました。
ろうきん(労働金庫)
全国各地に存在するろうきん(労働金庫)は、その地方のろうきん毎にシミュレーションが用意されています。保証料や手数料が無料になるなど、地域によっては諸費用がかなりお得になるので、住宅ローン借入先の選択肢として、1度はお住まいの地域のろうきんサイトを覗いてみることをおすすめします。
全国のろうきんの住宅ローンシミュレーションを一覧表でまとめました。
金融機関コード | 名称 | リンク先 |
2951 | 北海道労働金庫 | ローンシミュレーション |
2954 | 東北労働金庫 | ローンシミュレーション |
2963 | 中央労働金庫 | ローンシミュレーション一覧 |
2965 | 新潟労働金庫 | ・住宅ローン新規お借入れシミュレーション ・住宅ローン借換シミュレーション |
2966 | 長野県労働金庫 | ローンシミュレーション |
2968 | 静岡県労働金庫 | ローンシミュレーション |
2970 | 北陸労働金庫 | ローンシミュレーション |
2972 | 東海労働金庫 | ローンシミュレーション |
2978 | 近畿労働金庫 | 借入シミュレーション |
2984 | 中国労働金庫 | ローンシミュレーション |
2987 | 四国労働金庫 | 住宅ローン返済シミュレーション |
2990 | 九州労働金庫 | ローンシミュレーション |
2997 | 沖縄労働金庫 | ローンシミュレーション |
ちなみにざっと見た感じでは、ろうきんの中では四国労働金庫が最もわかり易く必要な情報をシミュレーションすることができるようです。
また北海道労働金庫では、住宅ローン不動産担保融資取扱手数料のシミュレーションが実施できます。他行でも同様のシステムとなっている金融機関は結構ありますので、具体的にどれくらい返済額にきいてくるのか、目安を知るのにはちょうど良いと思います。
JAバンク
ボーナスシーズンの定期預金キャンペーンも有名なJAバンク、身近で利用されている方も多いのではないでしょうか。住宅ローンシミュレーションはメガバンク同様、簡単な返済額の試算と残高推移表を作成することができます。諸費用等の目安は特に出てこないので、詳しいことが知りたい場合は直接問合せる必要があります。
主な金融機関の住宅ローンシミュレーション(ネット銀行)
住信SBIネット銀行
ネット銀行で最も人気と言えば、住信SBIネット銀行でしょう。金利の低さはもちろん、団信に全疾病保障が無料で付けられる手厚さは、他行ではなかなか受けられない恩恵です。しかも、定期預金などの預け先としてもなかなかお得な銀行なので、住宅ローンどこで組もうかな?と迷われたら、とりあえず住信SBIさんを選択肢に入れて間違いないと思います。
こちらのシミュレーションでは、返済額・借入可能額・繰り上げ返済・諸費用がまるっと計算できます。繰り上げ返済をシミュレーションしたい場合は、一度借入額など入力して返済額を算出すると、「繰り上げ返済はこちら」というボタンが出てきます。
住信SBIネット銀行の住宅ローンシミュレーションはこちらから
じぶん銀行
金利の低さで言えば、じぶん銀行も結構おすすめです。三菱UFJ系列なので女性に優しい融資姿勢は変わらず、審査のスピードが速いことも特徴に挙げられます。
こちらのシミュレーターも返済額・借入可能額・繰り上げ返済・諸費用を概算で知ることができます。繰り上げ返済に関しては住信SBI銀行と同じく、一度返済に関してシミュレーションした後でボタンが出て来ます。ただし計算できる繰り上げ返済は1度分のみとなります。
おまけ:繰り上げ返済をより詳しくシミュレーションしたいなら
ここまで挙げてきた金融機関のシミュレーターは、その銀行ならではの諸費用の目安が知れたりするのは良いのですが、繰り上げ返済に関して言えば、計算できるのがせいぜい任意の1回きりなので、返済プランを事前に入念に練りたい堅実庶民からすると、ちょっと機能が物足りないわけです。
もっと細かい条件を入れて詳しくシミュレーションできるところは無いの!?と思われたあなたにおすすめなのが、「新生銀行」の住宅ローンシミュレーション。繰り上げ返済を他行と段違いに詳しく計算できるんです。
「定期的にいくらずつ繰り上げる」という方法や「3年後に1回と、住宅ローン控除が終わる10年後に2回」というような複数回の繰上げまで自分で設定できるのは、私が確認した限り新生銀行だけでした。使い勝手もいいので、是非1度お試しあれ。
まとめ
住宅ローンの借入先として人気のある金融機関の住宅ローンシミュレーションが実施できるリンク先を集めてみました。
大抵の金融機関では簡単な返済額試算位しかできませんが、中には新生銀行のようにかなり詳細なシミュレーションが実施できるところもあります。
例えそこで借りないにしても、ご自身の返済プランを事前によーく検討しておくことは非常に重要ですので、できればご希望の金融機関以外でも、詳しくシミュレーションできるサイトで色々計算してみることをおすすめします。
また、それでも自分じゃよく判断できない…そんな方には、複数の金融機関の住宅ローンを一括で比較できるサイトもありますので、上手に使って自分に合った金融機関を見つけ出してください!