みのりたです。
NHKの受信料について、昨今様々な議論がされていますね。最高裁で受信料の支払いが義務かどうか争われましたし、ネットでも受信料を支払うべきか否かについては、かなり色々な意見が見受けられます。
個人的にはNHKは全く観ないし、受信料の支払いには物申したい気持ちでいっぱいなのですが、いかんせんうちの夫は大の相撲好きで、毎場所録画して帰宅後に全取り組みをチェックしている位なので、さすがに支払わないという選択肢が使えなくなりました。
もう本当に渋々払っていますが、どうせ払うなら少しでも安くしたいのが貧乏人の性ってものです。
今回はNHK受信料の節約方法について、よくあるものにプラスして更に節約したいという方向けに、団体一括支払という方法をご紹介したいと思います。
目次
NHK受信料の金額(2018年現在)
NHKの公式HPによれば、2018年現在、放送受信料額は以下の通りです。あぁ高い…
ちなみに特別契約というのは、自然の地形による難視聴地域または電車などにおいて衛星放送のみを受信できる場合の契約ですが、一般市民はほとんどが地上契約か衛星契約に該当すると思います。みのりた家も衛星契約を結んでおります。
<表1 放送受信料額>
種別 | 支払方法 | 月額 | 2か月前払額 | 6か月前払額 | 12か月前払額 |
---|---|---|---|---|---|
地上契約 | 口座・クレジット | 1,260円 | 2,520円 | 7,190円 | 13,990円 |
継続振込等 | 1,310円 | 2,620円 | 7,475円 | 14,545円 | |
衛星契約 〈地上契約含む〉 |
口座・クレジット | 2,230円 | 4,460円 | 12,730円 | 24,770円 |
継続振込等 | 2,280円 | 4,560円 | 13,015円 | 25,320円 | |
特別契約 | 口座・クレジット | 985円 | 1,970円 | 5,620円 | 10,940円 |
継続振込等 | 1,035円 | 2,070円 | 5,905円 | 11,490円 |
出典:日本放送協会HP 受信料の窓口『放送受信料額』より
よくあるNHK受信料の節約術
巷でよく聞く受信料の節約術と言えば、主に以下の3つではないでしょうか。
年払い
「NHK 受信料 節約」などで検索するとよく出てくるのが、年払いによる節約術です。上の表1にもありますが、より長期分まとめて払えばその分割引しますよ、という制度ですね。
節約になる料金は、単純に月額を12倍した時と比べると、地上契約なら年間1150円程度、衛星契約なら年間2000円程度です。結構大きな額ですね。
クレジットカード払い
クレジットカード払いを利用すると、2つの節約が可能です。
1つは表1にもある通り、継続振込等に比べて口座振替やクレジットカード払いの方が料金が少し割引になっている点。これだけで年間500~600円の節約になります。
もう1つは直接の割引ではありませんが、クレジットカードのポイントがつく点です。節約になる料金はカード会社のポイント還元率によりますが、仮に還元率1%であれば、年間で250円程度はお得になる計算です。
うーん、書いていてやや空しくなる金額ですが、無いよりはマシといった所でしょうか。
家族割引
これは誰もが使える割引ではありません。またもNHKの公式HPによれば、『同一生計で離れて暮らすご家族は別荘などを対象に、受信料額の半額を割り引く制度です』とあります。つまり、例えばお父さんが単身赴任をされていたり、大学生のお子さんがひとり暮らしを始めたりといった場合にのみ適用されるものです。
同一生計とは、簡単に言えば「その人の生活費を自分が負担しているかどうか(または逆に自分の生活費を親などが負担してくれているかどうか)」ということです。ですから家族と言っても、就職してひとり暮らしを始めた社会人や、家計が全く別の老親などは対象外になってしまいます。
もし家族割引が適用されると、2つ目に契約した方の受信料が半額になるので、節約できる金額は大きいですね。条件に当てはまる方は確実にNHKまで申し込みましょう(そんなにいるかな…?)
少しでも節約したい!団体一括支払を活用しよう
先にご紹介した3つの節約術は検討した、これ以上はお得にならないの!?という方にもう一つ検討してみて欲しいのが、「団体一括支払」という制度です。これも全ての人が使える割引制度ではありませんが、当てはまる人は意外と多いのではないかと思ったのでご紹介します。
団体一括支払とは
またまたNHKの公式HPによれば、『ケーブルテレビなど所定の団体を通じて、衛星契約の放送受信料をお支払いされる場合は、継続振込等の受信料額から、ひと月当たり200円を割り引きます』とあります。
つまりみんなでまとめて受信料払ってくれるならその分少し割引するよ、ということです。
どんな人が対象になるの?
先のNHKの文言から分かる通り、対象となる人には2つ条件があります。
- 衛星契約者のみ
- ケーブルテレビの加入者や、マンション管理組合・町内会など地域的にまとまりのある団体の内、15人以上まとまって支払う場合
残念ながら(?)地上契約の方は対象になりませんが(地上契約にできる時点で、それが一番の節約かも知れませんね)、ケーブルテレビに加入している世帯は、多くがこの割引を受けられるのではないでしょうか。現在ケーブルテレビへの加入率は50%強程度とされていますから、なかなかの数だと思います。
ただしケーブルテレビ会社の中には、団体一括支払を取り扱っていない会社もあるそうです。ご自身が対象となるかどうかは、加入されているケーブルテレビ会社へお問い合わせください。
いくら節約できるの?
先のNHKの文言には『ひと月当たり200円を割り引きます』とありますが、それはあくまで継続振込の場合であって、口座振替やクレジットカード払いの場合は、年間で1800円程度の割引になります。具体的な金額については、下の表3をご参照ください。
ここでのポイントは、通常の年払いの金額からさらに割引になるという点です。高い受信料を少しでも節約したい小市民にとっては、ちょっと嬉しい制度だと思います。
<表3 団体一括支払時の受信料額>
衛星受信料額 | 2ヶ月払額 | 6か月前払額 | 12か月前払額 |
口座・クレジット | 4460円 | 12730円 | 24770円 |
団体一括支払 | 4160円 | 11815円 | 22920円 |
どうやって申し込むの?
団体一括支払は、ご自身が加入されているケーブルテレビ会社等の団体を通して申し込む必要があります。NHKに直接言っても取り合ってくれません。
みのりたが契約しているケーブルテレビ会社の場合、毎月送られてくる番組ガイド冊子の一番後ろの方に、ひっそり申込用紙が付いていました。ケーブルテレビ歴4年以上経ちますが、教えられるまで全然知らなかったです。
ただこれはおそらく各社によって異なると思いますので、具体的な方法については、こちらもご自身が加入されているケーブルテレビ会社へお問い合わせください。
そしてその申込が受理されると、後日(大体翌月か翌々月から)ケーブルテレビの利用料と共にNHK受信料が引き落とされるようになります。従って、支払い方法はケーブルテレビの利用料を支払う方法に準じます。
解約するとどうなるの?
ケーブルテレビを解約した場合、自動的にこの団体一括支払も解約となります。ただしNHKとの受信契約自体は残りますので、次回以降はNHKから直接支払い請求が来ることになります。なおその際の金額は、一番はじめにご紹介した表1の受信料表に準じます。
まとめ
NHK受信料を少しでも節約すべく、年払いやクレジットカード払いのように使える割引制度を探しました。
今回みのりた家ではケーブルテレビに加入していたので、その世帯が使える団体一括支払をご紹介しました。衛星契約のみの割引であること、ケーブルテレビ等特定の団体に加入していることが条件であることから、全員が利用できる方法ではありませんが、対象となる方は実は結構多いのではないかと思います。
個人的にはNHK受信料の支払いに対して色々思うところがありますが、(やむを得ず)支払う以上は、少しでもお得になる方法で節約していきたいものですね。皆さんのご参考になれば幸いです。
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