【奨学金】引き落とし口座変更方法は?残高不足やできなかった時の対処法も!

みのりたです。

大学などの進学のために奨学金を借りた人達は、卒業(就職)後に頑張って返済を続けていることと思います。かく言う私もその一人で、大学・大学院生時代に日本学生支援機構(JASSO)から借りた奨学金(無利子)を返済して、早10年以上が経過しました。あと数年で完済しますが、いやはや、長い道のりです。

その長い道のりの間に、諸々の事情により、引き落とし用の口座(リレー口座)を変更したり、口座の残高不足で返済が遅れてしまったことが1回だけありました。本記事を読まれている方の中にも、同じ経験をされている方がいらっしゃるかも知れませんね。

今回は、そんな「奨学金返還のための引き落とし」に焦点を当て、口座変更方法や引き落としができなかった時の対処について解説したいと思います。

注意
今回ご紹介するのは、JASSOから借りている方限定での情報になりますので、予めご了承ください。

その他、住所や氏名など変更手続きをされたい場合はこちらもどうぞ↓↓↓

【奨学金】住所変更や氏名変更はどうやる?結婚したらやるべき手続きの流れ
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引き落とし口座(リレー口座)の変更方法

日本学生支援機構(JASSO)では、奨学金の返済(返還)のための引き落とし口座を「リレー口座」と呼んでいます。そのため、本記事でも以後引き落とし口座=リレー口座という表現をします。

このリレー口座、最初は恐らく卒業前にJASSOから奨学金返還についての説明会が開かれ、その際申し込み用紙を記載したと思うのですが、口座変更をする場合は、再度「口座振替(リレー口座)加入申込書」を記入して届け出る必要があります

具体的には、JASSOの公式HPから用紙を請求する形になります。口座変更手続きは、他の変更手続き(氏名・住所・勤務先など)とは違い、ネット上では完結しません。また、変更後の口座から引き落としが始まるまでは1~2ヶ月ほどかかりますので、なるべく時間に余裕をもって手続きを進めたいですね。

引き落とし口座変更までの流れ

  1. リレー口座加入申込書を入手する
  2. 申込書を(A)金融機関の窓口に提出する or (B)申込書をJASSOまで郵送して手続してもらう

基本的には、申込書を記入してリレー口座を登録すればOKということになります。この登録は自分で金融機関へ出向いて行っても良いですし、平日は銀行の窓口に行く時間無いよ!という方のために、JASSOの方で手続きを代行してもらうこともできます。

自分で金融機関窓口へ出向く場合(窓口用)とJASSOに依頼する場合(郵送用)とで若干フォーマットが異なるので、申込書を提出する方法は予め決めてから入手するようにしましょう。

注意
以下の方々は「窓口用」を入手する必要があります。

  • 学校窓口へ申込書のコピーを提出しなければならない方
  • 他の変更手続きと同時に口座変更を行う方

 

1. 金融機関窓口で手続きする場合(窓口用)

窓口用の申込書の入手方法は、JASSOから郵送で送ってもらうしかありませんので、手順は次の通りです。

①以下のリンク先から申請する

口座振替申込書(窓口用) 請求画面

②請求後2~3日後に申込書が郵送されてきますので、必要事項を記入します。

注意
登録する金融機関への届印が必要です。

③登録する金融機関の窓口で手続きをします。

④後日、JASSOから「奨学金返還の振替開始通知」が届けば、手続き完了です。

注意
振替開始通知が届くまでは、手続きは完了していません。変更前の口座から振替が継続できるようにしておきましょう!

2. JASSOに郵送で依頼する場合(郵送用)

①申込書を入手する

郵送用の申込書で手続きをする場合、入手する方法は以下の3つがあります。よほどネット環境やプリンタが無い環境でない限りは、サイト上でフォーマットを直接ダウンロードするのがおすすめです。

  • JASSOのサイト上で直接ダウンロードする
  • JASSOに郵送で送付を依頼する
  • 電話かFAXで送付を依頼する
直接ダウンロードする場合

以下のリンク先から申込書をダウンロードします。記入要領のPDFもありましたので、一緒に掲載しておきます。

口座振替(リレー口座)加入申込書
口座振替加入申込書(郵送用) 記入要領

郵送で送付を依頼する場合

以下のリンク先から請求します。

口座振替申込書(郵送用) 請求画面

電話かFAXで送付を依頼する場合

下記のJASSO奨学金返還相談センターまで連絡します。窓口用、郵送用どちらを希望するか、間違えないように伝えましょう。

注意
特に指定しない場合、窓口用が送られて来るそうです。

■電話 0570‐666‐301(ナビダイヤル)
海外から、一部携帯電話&IP電話からは、03-6743-6100
■FAX 03-6743-6683
■郵便 〒162-8412 東京都新宿区市谷本村町10-7
独立行政法人日本学生支援機構 返還部 返還促進課

電話対応可能期間
月曜~金曜:8時30分~20時00分
(土日祝日・年末年始を除く)

②請求後2~3日後に申込書が郵送されてきますので、必要事項を記入します。

注意
金融機関届印が必要になります。

③同封されている返信用封筒に82円切手を貼付して、下記まで返送します。

返送先
〒119-0233
新宿郵便局留 (独)日本学生支援機構 口座振替窓口

④後日、JASSOから「奨学金返還の振替開始通知」が届けば、手続き完了です。

注意
振替開始通知が届くまでは、手続きは完了していません。変更前の口座から振替が継続できるようにしておきましょう!

その他、JASSOの公式サイトでは注意点など詳細な説明がされています。疑問点などある方は、公式サイトの情報をご確認ください。

独立行政法人 日本学生支援機構「奨学金」

奨学金の返還金が口座から引き落としできなかった場合の対処法

奨学金の口座引き落としでネックになることと言えば、口座の残高不足でその月に引き落としができなかった場合でしょう。口座の残高管理が間に合わず、図らずも振替できなかったという方もいるかも知れません。

すぐに延滞扱いになっちゃうの?延滞金とかかかるんだろうか?など、つい心がソワソワしてしまいそうですが、大丈夫です。落ち着いて下さい。

今は延滞者や滞納者が多いためか、みのりたが借りた頃に比べると色々厳しくなっていますが、すぐに延滞金を課す程JASSOも鬼ではありません。引き落としができなかったのが何回目か、という回数別に対処法をご紹介しますので、ご自身の場合と照らし合わせて対処して下さい。

振替不能1回目の場合

みのりた自身も過去1回だけやらかしましたが、1回のみの引き落とし不能であれば、延滞金は特に取られません翌月にふた月分の返還金が引き落とされるのみです。

例えば返還する金額(割賦金額と言います)が毎月1万円だとして、10月に引き落としできなかったとします。

奨学金の返済日は毎月27日ですから、翌月=11月27日に2ヶ月分、合計2万円が引き落とされることになります。忘れないよう、早め(翌月の引き落とし日の前日まで)にリレー口座へ入金しておきましょう。

ちなみに、延滞金は取られませんが、JASSOから催促の電話と振替不能通知(確かハガキだったかな?)が送られて来ますので、その点は承知しておきましょう。

スケジュール(目安)
11月7日以降・・・・督促の電話がかかってきます。
11月10日以降・・・・本人に「奨学金返還の振替不能通知」が届きます。
11月17日以降・・・本人に「個人信用情報機関への登録について(通知)」が届きます。
11月27日・・・・・・・2か月分の合計額を口座から振替えます。

引用:JASSO公式HP「https://www.jasso.go.jp/shogakukin/entai/funo/funo_1.html」

振替不能2回目の場合

2ヶ月連続で引き落とし不能になってしまうと、延滞金が発生します。3ヶ月目に3ヶ月分の返還金+延滞金が引き落とされることになります。3回分も溜まってしまうと、支払いはだいぶ苦しくなって来ると思います。

先ほどと同じく毎月1万円を返還しているとして、9、10月に連続して引き落とし出来なかったとすると、翌月の11月27日に3万円+延滞金が引き落とされます。

※延滞金の金額は、奨学金の返還が始まった時期によります。

これ以上遅れると返済がかなり厳しくなりますので、翌月の引き落とし日の前日までに、リレー口座へ何とか入金しておく必要があります。

また1回目同様、催促の電話と通知書が届くだけでなく、連帯保証人へも連絡が行ってしまいます。

スケジュール(目安)11月7日以降・・・・督促の電話がかかってきます。
11月10日以降・・・・本人に「奨学金返還の振替不能通知」が届きます。
11月11日以降・・・連帯保証人に「奨学金の返還について」が届きます。
11月17日以降・・・本人に「個人信用情報機関への登録について(通知)」が届きます。
11月27日・・・・・・・・3か月分の割賦金と延滞金の合計額を口座から振替えます。

引用:JASSO公式HP「https://www.jasso.go.jp/shogakukin/entai/funo/funo_2.html」

 

振替不能3回目の場合

3ヶ月連続ともなると、延滞金の発生はもちろん、連帯保証人や保証人にガッツリ連絡が行ってしまいます。事情により返済が厳しいという場合には、様々な返済猶予措置を取ることもできますので、催促を放置せずにJASSOへ連絡を取ってみて下さい。

ちなみに先ほど同様、毎月1万円を返還、8、9、10月に連続して引き落とし出来なかったとすると、よく月の11月27日に4万円+延滞金が引き落とされることになります。

※延滞金の金額は、奨学金の返還が始まった時期によります。

催促等のスケジュールは以下の通りで、連帯保証人(大抵は両親)だけでなく保証人(血縁者や保証会社)へも連絡が行ってしまうので、結構気まずいと思います。こうなる前に、減額返還や返還期限猶予の申請を検討しましょう。

スケジュール(目安)11月7日以降・・・・督促の電話がかかってきます。
11月10日以降・・・・本人に「奨学金返還の振替不能通知」が届きます。
11月11日以降・・・連帯保証人に「奨学金の返還について」が届きます。
11月17日以降・・・本人に「個人信用情報機関への登録について(通知)」が届きます。
11月27日・・・・・・・・3か月分の割賦金と延滞金の合計額を口座から振替えます。

引用:JASSO公式HP「https://www.jasso.go.jp/shogakukin/entai/funo/funo_3.html」

なお、返還が厳しいという方のための制度「減額返還」と「返還期限猶予」については、こちらのリーフレットで詳しく説明されています。参考にして下さい。

JASSO「減額返還・返還期限猶予リーフレット」

返還金引き落としの時間帯について

なるべく返還金の振替口座(リレー口座)の残高不足は避けるべきなのは間違いありませんが、そこは人間です。どうしても間に合わなくて当日に気付き、何とか当月の支払いを間に合わせたい!という場合もあるでしょう。みのりたも何回かありました。

奨学金(返還金)の引き落としは当日では間に合わないの!?というと、実はそうでもありません。

これはあくまで裏技みたいな話になってしまいますが、27日当日の入金でも、ATM稼働時間内であれば、深夜の0時に再度引き落とし処理がされるんです。つまり、1日に2回引き落としがかけられるという事ですね。もちろん、1回目できちんと引き落とされれば2回目に引き落とされることはありません。

金融機関によって時間帯には違いがある可能性もありますが、基本夕方までにお金を入れておけばセーフになる可能性が高いということですね。

もしもリレー口座の残高不足に気付いてしまったら、焦らず他の口座からお金を用意して、ササッと入金しておきましょう。

まとめ

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を貸与しその後返還している方で、引き落とし口座の変更をしたいという方のために、記事前半では口座変更手続き方法を解説しました。

また記事後半では、口座残高不足により引き落としができなかった場合に、具体的にどうなるのか、どうすれば良いのかについて解説しました。

奨学金の返済期間は、普通に返せばたいがい10年以上かかる長丁場です。その間には収入減があったりと人により色々事情は出て来ると思います。それでも、借りた物は返し続けていかなければなりません。

もしもどうしても返還を続けるのが難しくなってしまった場合には、延滞金が発生する前に、早めにJASSOまで相談してみて下さい。