みのりたです。
赤ちゃんが産まれると、まぁそれは様々な方向から、記念品やらアニバーサリーの行事やらの情報が入って来ます。
そんな数ある記念モノの1つが「赤ちゃん筆(胎毛筆)」です。そこまで誰もが作るようなメジャーな物ではない気がしますが、我が家では2人の子供達、両方共赤ちゃん筆を作りました。
今回は、赤ちゃん筆に興味がある…でもどうやって作ったら良いの?髪の量とか長さに決まりはあるのかな?と不安を感じている方のために、みのりた家の体験なども織り交ぜつつ、作る時のポイントをご紹介したいと思います。
赤ちゃん筆についてもっと知りたい方はこちらもどうぞ↓↓↓
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赤ちゃん筆に必要な長さは何センチ?少ない時など髪の毛の量についても解説!
赤ちゃん筆が安いのはどこ?いくらが相場か人気ランキングと実体験紹介!
赤ちゃん筆はいつから作れる?何ヶ月から何歳までか先輩ママの口コミも!
目次
赤ちゃん筆(胎毛筆)とは
赤ちゃん筆は胎毛筆とも呼ばれます。胎毛というのは、生まれる前、母体の中で赤ちゃんに生えていた髪の毛のこと。つまり赤ちゃん筆は、生まれてから1度も切っていない髪の毛を使って作った毛筆のことを指しています。
イメージ的にはこんな感じです。みのりた家には2人の子供がおり、2人とも赤ちゃん筆を作ったのですが、それぞれ違うメーカーで作りました。なので、若干の違いはありますが、基本的にどこで作っても似たような物が出来上がると思います。
※写真向かって右が1人目(息子)の筆、左が2人目(娘)の筆です。
ちなみにこの赤ちゃん筆、毛筆の形を成してはいますが、基本的には書道に使うものではありません。どうしてもという場合には実用も可能ではありますが、書道に使うならもっと相応しい物がいくらでもあると思いますので、「お守り」として持っておくのがベストです。
その内子供が小学生にでもなれば、授業で生い立ちについて語る機会もあるでしょうから、その時に思い出話がてら活躍してくれればいいかな、と個人的には思っています。
赤ちゃん筆に必要な髪の毛の長さ・量
一般的な目安
赤ちゃん筆を作るには、ある程度の毛髪(胎毛)の長さ・量が必要になります。目安としては以下の通りです。
赤ちゃん筆の製作に必要な毛髪(胎毛)の目安
長さ | 5cm以上 |
量 | 束ねた時に8mm以上(鉛筆の太さ程度) |
出典:株式会社光文堂 赤ちゃんの筆「よくある質問」
表に書いたのは、あくまで最低限必要な数字なので、カットできる毛は多いほど良いとされています。なぜなら、メーカー側であまり状態の良くない(傷んでいる)毛や短すぎる毛を取り除く「選別」ができるからです。
生まれつきの髪の毛量が少ない赤ちゃんですと、赤ちゃん筆が作れるようになるまで2、3年かかることもあります。その内必ず伸びて来ますので、ママさんは焦らずノンビリ、その日を待っていてあげて下さい♪
みのりた家のケース
参考までに…息子の初散髪ビフォーアフターをご紹介します。この位の髪の量でも、十分赤ちゃん筆作れますよ↓↓↓
■散髪前(結構なくせ毛でした)
いつ赤ちゃん筆が作れるようになるかは、こちらの記事で詳しく書いています。
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赤ちゃんの髪の毛の量が少ない場合
赤ちゃんの髪の毛の量がどうしても少ない…でも赤ちゃん筆は作りたい!
そういう場合の対処としては、主に以下の3パターンが挙げられます。ただしメーカーによって対応が異なる場合もありますので、詳しくは依頼するメーカーにお問い合わせ下さい。
- 小さいサイズの筆を作る(特別料金になる可能性あり)
- 家族の髪の毛を筆の内側(芯)に入れ、体毛を外側にだけ使用して作る
- カット後に再度髪を伸ばし、伸びた髪を筆の内側(芯)に入れて、胎毛を外側にだけ使用して作る
2や3のように、見える部分だけ胎毛を使うという手もあるんですね!
うっかりカットしてしまったけど、やっぱり量が少なかった…そんな失敗に青ざめるママさんも安心です。
くせ毛の赤ちゃんの場合
みのりた家の息子は、1歳頃になると胎毛がくるんと1回転してしまうほどのくせ毛でした。長さは十分(5cm以上)あったのですが、こんなにくせっ毛で赤ちゃん筆は作れるの!?と不安になったものです。
しかし大丈夫!癖毛でも赤ちゃん筆はちゃんと作れます!なぜなら、筆の製作工程で曲がった毛も直毛にしてしまう「火のし」という工程があるからです。
ちなみに火のし(火熨斗)というのは、元々は布地のしわを伸ばすための道具のことで、現在のアイロンの全身です。つまり、火のし=ヘアアイロンをかける工程なんですね。
メーカーに送る毛はまっすぐの毛じゃないとダメかな…なんて不安をお持ちの方がいましたら、そこは安心して下さい。うちもくるんくるんの毛が送られていきましたが、しっかり毛先が真っ直ぐの筆が出来上がりましたよ♪
証拠写真↓↓↓
また、逆にくせ毛の「癖」を残して筆にしたい!というママ・パパさんのご要望に応えて、穂先をくせ毛のままにして作ってくれるメーカーさんもあります。ご要望に応じて、最適なメーカーさんを探してみて下さい。
赤ちゃん筆の作り方
ざっくりとではありますが、赤ちゃん筆を作る手順をご紹介しておきます。
1. 赤ちゃんのヘアカットをする
ご自身の腕前に自信があれば自分でカット→赤ちゃん筆メーカーへ郵送することもできますし、プロの手でキレイに切って欲しい場合は、メーカーと提携している美容室か理容室(床屋さん)でカットしてもらうこともできます。
みのりたは自分の器用さにまったく自信が無かったので、1人目の息子の時は理容室、2人目の娘の時は美容室へ、それぞれお願いしに行きました。
ヘアカットにかかった料金は、どちらも2000円程度でした。切る髪の量&時間で考えると、単価高いですよね。ここは必要経費として諦めました。
2. 赤ちゃん筆を申し込む
美容院などでカットした場合、その場で申込書も作成します。
しかし、メーカーによって100種類以上もラインナップがあったりするので、当日その場で選ぶのは至難の業です。できれば事前に希望するメーカーのカタログをネット上で確認しておき、商品の番号などメモしておくと良いです。
また、オプション料金がかかりますが、筆や箱にメッセージ等を入れることもできます。そういう希望があれば、内容も事前に考えておくことをおすすめします。
みのりたは正直、デザインとかほとんど凝るつもりもなかったので、最低限の料金で作ってもらえる、1番シンプルなタイプを選びました。
3. カットした毛髪(胎毛)をメーカーへ送付する
ご自身でカットした場合は、申し込むメーカーの指示に従って髪の毛を郵送します。また、美容院などでカットした場合は、お店がそのまま発送手続きなど行ってくれますので、特に何もしなくてOKです。
4. 完成品を受け取る
注文する時期やメーカー側の混雑状況にもよりますが、2週間~3ヶ月程度で筆は完成します。公式には1~2ヶ月とされている場合が多いです。
ご自身でヘアカットして送った場合は自宅まで配送されて来ますし、美容院などでカットした場合はお店に取りに行くのが一般的です。
ちなみにみのりた家の例ですと、かかった時間は、1人目の息子の時は2ヶ月、2人目の娘の時は3週間ほどでした。
特に急ぐような物でもないと思うので、完成するのを楽しみにお待ち下さい。
まとめ
赤ちゃん筆(胎毛筆)を作る際の色々な疑問について、今回は髪の毛の長さや量を中心に「実際どうなの?」という部分を解説しました。
長さは5cm以上、量は束ねて鉛筆の太さ位が目安です。どうしても少ない場合は、対処法もそれなりにありますが、お子さんの髪の様子を見てみて、「これならいけそう」という量になるまでは、少し待ってあげた方が良いかも知れません。
赤ちゃん筆は、一生に一度きりのチャンスしかない記念品です。ご興味のある方は、あまり焦らず、わが子の成長を見守りましょう!
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