自動車税のクレジットカード支払方法は?分割できるかコンビニで使えるかなど!

みのりたです。

2020年も自動車税の支払い時期がやって来ました。同じ金額でも、毎月支払うより年に1度支払うだけの方が負担が大きく感じるのは何ででしょう?

一度に何万も出ていく出費ですから、せめてクレジットカードでポイントでも貯めなきゃやってられないですよね!

今回は自動車税のクレジットカード払いの方法について、手数料やコンビニでカードが使えるのか、はたまた分割払いができるのかなど解説し、記事後半ではみのりた家が住む愛知県を例に、具体的な流れをご紹介します。

【参考記事】各自治体の納税期限や支払えなかった場合の対処については、こちらの記事でご紹介しています↓↓↓
【自動車税】通知・納付書はいつ届くin2020!いつまでに払うのかも!
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自動車税のクレジットカード払いができる自治体

ご自身が住んでいらっしゃる自治体で、クレジットカード払いが使えるかどうかは、基本的には自動車税の通知書が送られてきた時に、同封されている書類に記載されています。

ただ、その書類をなくしてしまった!というような方のために、参考情報を掲載しますね。

普通自動車の場合

普通自動車の場合、自動車税を納める相手は各都道府県になります(これを県税と言います)。

2020年現在、ほぼ全ての都道府県で自動車税のクレジットカード払いに対応しています。

その多くはYahoo!公金支払いというシステムを活用したものですが、中にはYahoo!公金支払いが利用できない県もありますので、ここではそれ以外のシステムを使う自治体と、今でもクレジットカード払いに対応していない自治体をご紹介します。

注意
各システムでかかる手数料については次項でご紹介します。

Yahoo!公金支払い以外のクレカ払いに対応している自治体

※都道府県名の隣のリンクをクリックすると、各自治体の支払いサイトへ飛ぶことができます

クレカ払いに未対応の自治体(2020年時点)

  • 石川県
  • 高知県

 

軽自動車の場合

軽自動車の場合、自動車税を納める相手は各市町村になります(これを市税と言います)。したがって、市町村の数だけ対応している/していないが別れてしまうので、本記事ではすべてをご紹介するのが難しいです。

もし書類をなくされて、クレジットカード払いができるかを気にされている方は、次の方法で調べると確実です。

  1. お住いの市区町村のホームページを開く
  2. サイト内検索のに「自動車税 クレジット」と入れて検索をかける

いきなりGoogleなどの検索エンジンを使うより、サイト内検索を使った方が、自分が知りたい自治体の情報を正確に知ることができるのでおすすめですよ!

自動車税のクレジットカード払い手数料

クレジットカードによる自動車税を支払う場合、デメリットとなるのが手数料です。税額にもよりますが、大体税額の1%程度はとられると思っておいた方が良いです。

ちなみにこの手数料は、クレジットカード払いができるようにするために各自治体が利用しているシステム運営会社へ支払われるもので、自治体の懐に入っている訳ではないそうで。

具体的に手数料がいくらになるのかについては、納税先の自治体がどこのシステムを使っているかによって変わってきます。

本記事では、システム別に手数料をご紹介します。

Yahoo!公金支払い

税額に関わらず1件330円(税込)という自治体が多いです。

※佐賀県のみ、1件300円(税込)となっています。ほんの少しだけど優しさを感じますね!

ただし以下の自治体は納税額によって手数料が異なりますので、手続き時に必ずご自身の手数料がいくらになるかご確認ください。

  • 栃木県
  • 群馬県
  • 埼玉県
  • 熊本県

※3ナンバーの車で1年間特に引っ越し等無く所有していた車なら、大概は300円台になると思います。

しかしどうでもいいですが、同じシステム使っているのに手数料がバラバラというのも、いろいろ疑いたくなりますよねぇ。。。

F-REGI公金支払い

F-REGI公金支払いを利用しているのは、岩手県、千葉県、山梨県、京都府、兵庫県、滋賀県の1府5県です。

これらの中でもやはり手数料は自治体によって異なり、岩手・兵庫・滋賀では税額に関わらず1件330円(税込)それ以外は税額によって手数料が異なる仕組みとなっています。

Yahoo!公金支払いに比べると、手数料の振れ幅がやや大きい印象を受けます。特に京都はなかなか強気の手数料設定ですね。大した金額差ではないものの、全国でもトップクラスの高さです。

 

トヨタファイナンス

トヨタファイナンスのシステムを利用しているのは、福島県、東京都、愛知県、三重県、大阪府の1都1府3県です。

他のシステム同様、自治体により手数料額は異なりますが、福島・三重・大阪は税額に関わらず1件330円(税込)です。また東京と愛知は税額によって手数料が変動する仕組みとなっていますので、納税時に具体的な金額を確認しましょう。

なお東京と愛知では手数料額が同じでしたので、他のシステムに比べると割とシンプルな料金体系である印象ですね。

自動車税のクレジットカード払いはコンビニで使えるか

クレジットカード払いの手数料を嫌う方の中には、「コンビニ払いを選んでおいて、いざコンビニで支払う際にクレジットカードを使えばいいんじゃないか?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

お気持ちはよくわかります。1%も手数料取られたら、クレジットカード払いによるポイントの恩恵がほぼ吹き飛びますもんね。

しかしながら、コンビニ払いの際にクレジットカードで支払うことはできないのが現状です。

どうしても手数料は払いたくない!でもクレジットカードのポイントは欲しい!ということであれば、セブンイレブンでnanacoを使ってポイントを付ける裏技を使うか(最近はほぼ使えない方法になりつつありますが)、一部の自治体で使えるPayPayなどスマホ決済で支払ってキャンペーンによる恩恵を受けるか、でしょうか。

ちなみに我が家は家計のメインカードとして楽天カードを使っていますが、自動車税支払いでポイントが当たるキャンペーンなんかも実施していたので、こういったキャンペーンに確実にエントリーしておくのも大事です。

【参考】楽天カードの自動車税支払いキャンペーン(現在は終了しています)

自動車税を楽天カードでお支払い 抽選で1,000名様に2,000ポイント

自動車税のクレジットカード払いで使える支払い方法

手数料は致し方ない。やっぱりクレジットカード払いを使いたい!という方なら、次に気になるのは「ボーナス払いや分割払いって使えるの?」ということでしょうか。

この点に関しては、分割払いやリボ払いも利用することは可能ですが、ボーナス払いは利用できません。ただし自治体やカード会社によって、具体的な回数や利用できる方法が異なりますので、実際の手続き時に選べる方法=利用できる方法ということになります。

逆に言えば、手続き時に選べない方法は使えないと覚えておきましょう。

注意
負担が厳しいからと、安易に分割払いやリボ払いを利用すると、自動車税のクレジットカード払い手数料なんて比べ物にならないくらい高い手数料を取られます。基本的には分割払いやリボ払いは使わないようにしましょう。

なおリボ払いで具体的にいくらの手数料を取られるかは、こちらの記事でまとめていますので、参考にしてみて下さい。

リボ払いの計算をエクセルで!元金定額コースの支払いシミュレーションなど
リボ払いの計算をエクセルで!元金定額コースの支払いシミュレーションなど

自動車税クレジットカード払いの流れ

以降はみのりたが住む愛知県を具体例として、自動車税をクレジットカード払いで支払う方法をご紹介します。

 

まとめ

自動車税を納めるのにクレジットカード払いを使いたい!という方向けに、クレカ払いが使える自治体の一覧と、具体的に使える支払方法(分割やリボなど)、はたまたコンビニ払いでもクレカは使えるのかなどご紹介しました。

普通自動車については、今ではほぼすべての都道府県でクレジットカード払いが使えますが、利用には手数料がかかります(税額3万円台で大体300円ほど)。また、軽自動車についても、クレジットカード払いが使える市区町村は増えてきていると言えるでしょう。

コンビニ払いでクレカを使うという方法は使えないため、現状ではほとんどの方が、手数料を払う羽目になるのではないでしょうか。

また、分割払いやリボ払いも使えて便利ではありますが、その分手数料も高額になり、結果的に余計な支出を増やすことに繋がりますから、なるべく利用は控えましょう。

5月31日で納税期限が終わった方も、6月いっぱいまで期限がある方も、納税はお早めに!

各自治体の納税期限はこちらの記事でご紹介しています↓↓↓
【自動車税】通知・納付書はいつ届くin2020!いつまでに払うのかも!
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