年末調整期限を過ぎたらどうなる?2018年はいつまでかと個人の対処法も!

みのりたです。

私を含め会社員の方々は10月を過ぎると、「あぁ年末調整だな」と思わされることが多くなると思います。控除の種類によっては、既に書類を提出したなんていう方もいらっしゃるかも知れませんね。

年末調整は、本来全て自分で申告しなければならない所得税等の正しい金額清算を、勤務先の会社が代わりにやってくれる、大変ありがたーい制度です。

ですが、どうしても会社の決めた期限に間に合わなかった!申告漏れがあった!などという場合もあるでしょう。そんな方のために、2018年はいつまでに年末調整の手続きを行えばよいのか、また期限を過ぎてしまった場合に個人ではどうすれば良いのか、まとめました。参考にしてみて下さい。

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年末調整の期限(2018年)

みのりた夫
年末調整って、毎年11月位に書類渡されるけど、厳密な期限とかあるのかな?
みのりた
私達従業員は会社の期限に従うだけだけど、会社がお役所に申告する期限は別に法律で設けられているよ。

年末調整は、企業が従業員や役員など給与所得者から源泉徴収した所得税を、年間の収入から改めて正しい税額を計算し直し、税金の不足分や払い過ぎ分を清算する、税務上のイベントみたいなものです。ほとんどの企業では、12月分の給与を支払う際に、税金の還付や追加徴収も一緒に行われると思います。

この年末調整、実は「税法」という法律で、翌年の1月31日までに手続きを完了させることという決まりがあるんです。つまり2018年度の年末調整期限は、2019年1月31日㈭ですね。

ただし、ここで言う手続きとは、会社側が全従業員・役員の計算を終え、間違いや不備なく自治体や税務署に書類を提出するということを意味します。決して従業員が会社に書類を提出する期限ではありませんので、ご注意下さい。

みのりた夫
じゃあ俺たちは、具体的にいつまでに書類を提出すれば良いのさ?
みのりた
それは各企業の事情によって変わるから、一概にいつまで!というのは無いよ。勤務先から指定された期限がすべてだね!

12月支払い分の給与で年末調整を清算しようとすると、やはり1ヶ月前位には従業員から書類を提出し終えてもらいたいですよね。ですから、年末調整は毎年11月頃に書類の提出を求められるのです。

ちなみにみのりたの勤務先では、10月末からぼちぼち住宅ローン控除や保険料控除の申告が始まっています。しかし一方で、夫の勤務先ではまだ始まる気配がないということで、やはり企業によって書類の提出期限はバラつきがあるようです。

繰返しになりますが、従業員が会社に必要書類を提出するための期限は、勤務先が指定する日が最終期限!と思って下さい。よそ様の期限を知った所で何の役にも立ちませんので、必ずご自身の勤務先の期限を確認するようにしましょう。

期限を過ぎてしまった時の対処法

みのりた夫
まずい!保険料控除の証明書を1枚なくして、再発行してたら提出期限が過ぎちゃたよ。
みのりた
えぇ!?早く担当者の人に頼みこまなきゃ!
みのりた夫
実際問題、期限を過ぎた時ってどうなるんだろう?もう手続きをしてもらえないのかな?
みのりた
最悪、自分で確定申告をすれば大丈夫だよ!

会社から指定されていた期限に書類の提出が間に合わなかった…という場合もあるでしょう。そんな時でも、税金の還付を諦める必要はありません。個人が取れる対処法としては、主に以下2点が挙げられます。

  1. 会社側に掛け合って、再年末調整の手続きをしてもらう
  2. 自分で確定申告を行う

まずは1をやってもらえないか頼み込んでみて、どうしてもダメなら2をやれば良いんです。「再年末調整」に「確定申告」、どちらも会社員にとっては馴染の無い手続きですが、それぞれの具体的な内容を次項以降でご説明します。

再年末調整を実施してもらう場合

再年末調整とは、1度年末調整で計算した金額が間違っていたり、本来申告すべき内容が漏れていたりした場合などに、再度計算して年末調整をやり直すことです。読んで字の如く、ですね。

先ほどご説明した1月31日の年末調整期限に会社が間に合わせられるよう、なるべく早く依頼する必要があります。

やり方というほどのことはなく、勤務先で給与計算を担当している部署へ、理由を説明して再年末調整を依頼してみましょう。特に以下のようなケースであれば正当性が訴えやすく、会社側も対応してくれると思います。

再年末調整が依頼しやすいケース

  • 年途中で家族構成に変化があった場合(結婚・離婚・出産等)
  • 税金を追加で納付しなければならない場合

年末調整の書類を提出した後に結婚や離婚に至る場合だってあるでしょう。また、税金を追加で納付しなければならなくなるようなケースでは、税務署から怒られるのは従業員ではなく会社なので、これも会社としては対応せざるを得なくなります。

ただ、お上は現金なもので、逆に税金が減る(還付金が発生する)ようなケースは完全スルーです。あわよくば忘れてくれてもいいよ!位のスタンスなので、会社側としても、必死になって再年末調整をやらなければならない理由はありません。

保険料控除の証明書をなくしたとか、申告を忘れていたとか、そういう従業員に非があるようなケースでは、場合によっては対応してくれない可能性もありますので、再年末調整の依頼はダメ元でお願いしてみる姿勢で行きましょう。

自分で確定申告を行う場合

会社員にとって「確定申告」は馴染のない手続きですが、お子さんが産まれる(いらっしゃる)ご家庭では、医療費控除を1度は申告することになるでしょうし、また住宅ローンを組んだ方も、住宅ローン控除を受けるために初年度は申告を行う必要があります。

みのりた自身も今までに3回確定申告を行ったことがあります(出産した年×2回と住宅ローン初年度の年)が、自営業の方ならともかく、会社員が税金の還付のために申告する程度なら、そう難しくありません。なぜなら年末調整が済んでいる会社員の場合、年末調整された内容に関しては、確定申告で改めて申告する必要がないからです。

まぁ強いて言えば、申告のために平日を潰さないといけないのが面倒なくらいです。

確定申告の具体的なやり方は別記事でご説明したいと思いますが、初めての方は、まず2018年度の確定申告実施概要を掴んでおきましょう。

  • 確定申告の期間:2月18日㈪~3月15日㈮
  • 手続き時間:月曜日から金曜日まで8:30~17:00(税務署の開庁時間)※1
  • 確定申告を行う場所:お住まいの自治体を管轄する税務署※2
  • 準備する物:確定申告書A※3、源泉徴収票※4、年末調整で漏れていた申告関連の書類

注意

※1:自治体によっては、期間中の一部の日曜日に受け付けてくれる場合もあります
※2:自治体によっては、特別に別会場を設けて受け付ける場合もあります
※3:給与所得のみの人(他に事業所得や雑所得がない人)で、予定納税がない人が対象の書類ですので、その他の方は確定申告書Bを使います
※4:源泉徴収票は確定申告時に原本の提出を求められますので、必ず事前にコピーを取っておきましょう

なお確定申告を行う際は、国税庁が提供している電子申告サービス「e-Tax」の確定申告書類作成コーナーを使うのが便利です。これを使えば、画面に従って必要な項目を入力していくだけで、確定申告書Aが作成できるからです。

なお、e-Taxでウェブ上で申告を完了させる「電子申告」ができるようにするには、マイナンバーカードとICカードリーダーが必要です。自営業者の方なら全て準備しても良いと思いますが、会社員がその年だけ確定申告をする程度であれば、書類だけウェブ上で作成して、それを印刷して税務署に持参するのがおすすめです。初心者は書類の不備などよくありますし、最終的なチェックを直接税務署の職員さんにお願いした方が、確実ですから!(経験談)

まとめ

年末調整の期限について、会社側がお役所や税務署に提出するための期限と、従業員側が会社へ提出する期限は異なるということ、企業によって年末調整の進め方や期限は異なるので、必ずご自身の勤務先で期限を確認するべきことを、解説しました。

それでも、万が一年末調整に間に合わなかったら、もう税金は戻ってこないのかというと、そうでもありません。手段としては以下の2つがあります。

  • 会社に掛け合って、再年末調整をやってもらう
  • 自分で確定申告をする

再年末調整に対応してくれるかどうかは勤務先次第ですが、例え確定申告をすることになっても、既に年末調整が終わっている分については改めて申告する必要がなく、そう大変ではありません。

提出期限を過ぎてしまった皆さん、あまり慌てず、まずはご自身の勤務先に相談するところから始めてみて下さい。